1957年、高野山の麓、高野口町生まれ智辯学園出身。1979年、筑波大学生物学類の卒論にて、昆虫の研究をスタート。以来、昆虫の脳をモデルに脳を理解し、創り、活用する研究のフロントランナー。 筑波大学大学院生物科学研究科、アリゾナ大学博士研究員、筑波大学生物科学系での「脳の生物学的分析」による脳理解のフェーズから、東京大学情報理工学系研究科では、生物学と工学の融合から昆虫の脳力を再現して理解する研究へと。次世代スパコン上に脳を創り、脳と機械を融合したサイボーグ昆虫など斬新なアプローチを展開。2006年から東京大学先端科学技術研究センター教授。小中高生や教員に昆虫の目線を通してみたヒトの世界を紹介し、教育活動にも従事。